英文法がわからない。
こう感じる人は多いですが、その原因は単純ではありません。
むしろ、
どこで崩れているのかに気づいていない
ことが問題です。
今回は、英文法がわからなくなる「崩れ方」を整理します。
① 品詞がわかっていない
最も多いのがここです。
品詞がわかっていない状態で文法を学んでも、理解は進みません。
さらに厄介なのは、
日本語の語順のまま英語を並べれば意味が通じると思っている
ケースです。
例えば、
Yesterday I a book bought.
このような文を作ってしまう人は少なくありません。
これは単語を知っているだけで、 構造を理解していない典型例です。
② 文法を「使う前提」で学んでいない
もう一つ大きな問題は、
文法を使うことを前提に学習していないこと
です。
例えば、不定詞の形容詞用法。
これを単体で覚えるだけでは意味がありません。
本来は、
- 分詞
- 関係詞
と比較しながら、
「どの表現を使うのか」
を考える必要があります。
句で表現するのか、節で表現するのか。
その違いを意識して初めて、 文法は使える知識になります。
③ 文法の位置づけがわかっていない
次に多いのが、
今学んでいる内容が全体の中でどこにあるか分かっていない
という問題です。
例えば、
- 過去形
- 現在完了形
を学んでいても、
「時制とは何か」
という大枠が理解できていなければ、 知識はバラバラになります。
これは、点で覚えている状態です。
④ 文法を「部分」としてしか見ていない
例えば、分詞構文。
これを単独の文法項目として覚えている人は多いです。
しかし本来は、
準動詞という大きな枠組みの一部
です。
さらに言えば、
- 接続詞を使った副詞節
- 分詞構文
は書き換え可能な表現でもあります。
こうした関係性を理解していないと、 文法はいつまで経ってもバラバラのままです。
英文法が崩れる流れ
ここまでをまとめると、 英文法は次のように崩れていきます。
- 品詞があいまい
- 単語ベースで理解する
- 文法を個別に覚える
- 全体構造が見えない
この流れに入ると、 どれだけ勉強しても「なんとなく」から抜け出せません。
文法の基礎から見直したい方はこちら
→ 品詞と文型の重要性を見る
まとめ
英文法がわからなくなる原因は、 一つではありません。
しかし共通しているのは、
全体の中での位置づけを意識していないこと
です。
今自分が何を学んでいるのか。
それはどの枠組みの中にあるのか。
この視点を持つだけで、 文法の理解は大きく変わります。